ヨガをすると身体が柔らかくなる理由の3回目ですね!
はい!今回のキーワードは「正しく動く」です!では早速解説していきます!
前回のヨガをしたら身体が柔らかくなる理由としてヨガの呼吸やポーズが上手く自律神経に作用していることを解説しました!では今回のキーワードは「正しく動く」です!詳しく見ていきましょう!
正しく動けないとどうなるか?
正しく身体を動かすとはどういったことでしょうか?これはシンプルに身体を動かす時に働くべき筋肉がちゃんと働きながら動くということです。これができていないことによる弊害があります。
例えば、肩が上がらないという人がいたとします。この場合、肩が上がらない理由はいくつかあるのですが、その1つに筋肉が正しく使えていないというのがあります。
肩を上げる動作は見た目以上に複雑なのですが、これもシンプルに言いますね。肩周りの筋肉は大きなきんにくと小さな筋肉があります。大きな筋肉は関節を動かすことに働きます。小さな筋肉は関節を安定させることに働きます。
扉で例えるなら「扉を開ける人の力」が大きな筋肉です。「扉が開け閉めする時にガタガタしないように固定する小さなネジ」が小さな筋肉だと思ってください。
小さなネジが扉をしっかり固定していることで手で押したり引いたりして開けることができます。
でも、これがネジが緩んだガタガタの扉だとどうでしょうか?普通に扉を開けようとするとソーッと開けて最後まで開けれないし、扉が外れないように変にすごく力が入ったりしますよね?
これと同じで関節と筋肉も大きな筋肉と小さな筋肉が働いてスムーズに関節を動かします。でも、小さな筋肉が働かずに関節がグラグラしたままだと大きな筋肉が変に力が入るし、本来の可動域をフルに使えなくなります。
この状態が続くと大きな筋肉が「関節を動かす」と「関節を安定させる」の2役をしないといけなくなるので筋肉が硬くなってしまいます。
肩で言えば、肩を安定させるインナーマッスルの機能が悪いと三角筋や僧帽筋という大きな筋肉が変に力が入ります。
こうなると手を上げようとしても上手く関節を動かせないので完全に手を上げることができなくなってしまいます。
ポーズを正しく行えば筋肉は正しく動く
このような問題は身体を正しく動かすことができたら解決します。正しく動く=正しく筋肉を使うということですからね。
ということはこのような解釈もできます。
正しくヨガのポーズを行う=正しく筋肉を使う
正しくポーズを行えば各関節の筋肉が正しく働きます。大きな筋肉、小さな筋肉それぞれの役割を全うしてくれるわけです。見た目は簡単そうに見えるポーズでも実際に指導者のもとでポーズを修正されて行うとめちゃくちゃキツいことがあります。これは正しくポーズを行うことでサボりやすい弱くなった筋肉を妥協せずに働かせてるからキツいわけですね。
例えば、英雄のポーズⅡをしたとします。このポーズは下半身の安定性が重要です。そのためには股関節の大きな筋肉や小さな筋肉を働かせることがポイントです。
英雄のポーズⅡで正しくポーズを行えば大臀筋、ハムストリングス、中臀筋といった股関節を動かす筋肉や安定させる筋肉が自然に働きます。なので英雄のポーズⅡをした後に股関節がしっかりして動きやすくなる感じがあるのは働くべき筋肉が働く状態ができているからですね。
他のポーズでも同じです。正しくポーズを行えば正しく筋肉が働きます。中には普段使わないような筋肉を使うこともあるでしょう。その時はめちゃくちゃきついけどやった後は身体が軽く動く感じがします。
これは大きな筋肉、小さな筋肉をヨガのポーズで覚醒させたおかげで関節が安定したからですね!
まとめ
今回は、関節が安定化することで柔軟性が上がる理由について解説しました。
ヨガでは様々なポーズを行うことで使われていなかった大きな筋肉、小さな筋肉を呼び起こします。それぞれの筋肉が働くことで関節が安定し、頑張りすぎて硬くなった筋肉が緩んでくれます。マッサージやストレッチだけじゃなくてヨガのポーズを正しく行い、筋肉を正しく使うことで柔軟性が上がります
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