今回、ヨガ指導者の方に解説する筋肉は大腿四頭筋です!
では早速よろしくお願いします!
今回、ヨガ指導者なら知っておくべき筋肉の機能解剖学は大腿四頭筋です!大腿四頭筋は膝を伸ばす下半身を代表する筋肉です!大きな力を発揮する筋肉で走ったり、踏み込んだりする的に働きます!
大腿四頭筋の基礎知識
まずは教科書にも記載されている大腿四頭筋の基礎知識です。
大腿四頭筋の起始、停止、作用
大腿四頭筋を強化するポーズ
大腿四頭筋をストレッチするポーズ
大腿四頭筋の解説
大腿四頭筋は名前にあるように4つの筋肉から構成される筋肉の総称です。詳しく分類すると「大腿直筋、内側広筋、外側広筋、中間広筋」の4つです。
主な役割としては膝を伸ばす伸展動作です。大腿直筋に限り股関節を曲げる屈曲動作が入ります。
日常生活で大腿四頭筋が働く場面はしゃがみ込み動作で下半身を踏ん張ったり、しゃがみ込みからの立ち上がり、もしくは階段などの昇降動作です。もし大腿四頭筋が弱くなると、これらの動作が不安定になります。
この不安定性は筋肉による関節の安定化ができず、関節にストレスを加える可能性があります。さらに、このストレスが変形性膝関節症などの膝の問題を引き起こす可能性があります。
スポーツ競技を含む下半身を多く使う活動では、大腿四頭筋が弱いと下半身の安定性が低下し、パフォーマンスも低下します。トップアスリートの太ももが太いのは、大腿四頭筋がしっかりと鍛えられているからですね。
大腿直筋の短縮テストとして「エリーテスト」があります。大腿直筋の短縮はオスグッドシュラッダー病や膝蓋腱炎などの膝の障害の要因となる可能性があります。
ヨガでは、イスのポーズや英雄のポーズのような立位で下半身を踏ん張るアーサナによって大腿四頭筋を強化できます。特に英雄のポーズの際に片方の足を踏み込むときに、膝が外側または内側に動かないように注意してください。これは内側広筋と外側広筋の筋肉バランスを崩し、膝に問題を引き起こす可能性があるからです。
大腿四頭筋がストレッチされる場面は、膝を曲げるアーサナです。股関節を伸ばす伸展系のアーサナも大腿直筋のストレッチ効果があります。
腸腰筋の機能不全が発生すると、大腿直筋の過度の使用が生じ、短縮してしまいます。これは股関節の動きにも影響します。
まとめ
今回は大腿四頭筋について解説しました。
大腿四頭筋は下半身を代表する太ももの大きな筋肉です!ヨガではイスのポーズや英雄のポーズのような下半身を力強く使うポーズで強化できます!
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