先生!ヨガのレッスンを受けていると「プラーナ」っていう言葉を言うのですがプラーナって何です?
プラーナは昔から大事にされているヨガの考えだね!わかりやすく言えば「エネルギー」って感じかな!
なるほど!「プラーナを感じましょう」ってヨガの先生が言うのはエネルギーを感じることですね!
ヨガ初心者の方はそのイメージで良いと思います!では今回はプラーナについて解説します!
ヨガレッスンを受けていたら出てくるフレーズに「プラーナ」があります。プラーナを知ることでヨガの世界観が理解できると思います。今回はそんなプラーナについて解説します
プラーナって何?
この地球では人間を含め様々な生命が活動しています。
人間、猫、鳩、カブトムシ、イルカ、ひまわり、・・・
なんか頭に浮かんだのをテキトーに列挙しましたが、名前を挙げたらキリがありません。それくらい地球にはいろんな生き物がいます。
地球には多くの生き物がいますが共通して様々なエネルギーを源に生命活動を行っています。動物だったら他の動物や植物を食すことでエネルギーを得ます。植物なら太陽の光や地中の栄養源からエネルギーを得ます。
もしこの動植物が得ていたエネルギー源をが枯渇してしまうとどうなるでしょうか?どんな生き物も生命活動を維持することができず息絶えてしまいます。
このエネルギーのルールは今も昔も変わりません。
当然、将来も生命活動を行うためにエネルギーが必要というルールは変わることはないでしょう。
もちろん、これは生き物以外のものでも言えます。
例えば、自動車です。
自動車はガソリンを使ってエネルギーを生産します。そのエネルギーを利用してエンジンを稼働させ自動車が動きます。
他にも何気なく見ているテレビやたった今この記事を見ているであろうパソコンやスマホも電気というエネルギーを使って起動していますよね。
このようにエネルギーは身近な場所で何かを活動するために活躍しています。
ヨガでは古来からエネルギーを「プラーナ」と呼び、大事にしてきました。東洋では「気」に近いですかね。
プラーナは全ての生命に関わっており、自然界の中や生き物の体内にあります。
体内のプラーナを活性化させたり、自然界のプラーナを取り入れることで生命力に満ち溢れていきます。そして、プラーナの活性化は感情や思考といった人間の内面に対しても良い影響を与えます。
このプラーナは体内を絶え間無く流れており、身体の細部までエネルギーが供給されています。
プラーナは生き物に生命力を与えるエネルギーのような存在です。
プラーナの通り道「ナーディ」
人間の体内にはこのプラーナを流れる経路があります。
これを「ナーディ」と言います。
ナーディは東洋医学の経絡のイメージに近いかもしれませんね。
もし生活リズムが崩れたり、睡眠不足、偏った食事などの影響で体内のプラーナの流れが滞ってしまい、身体の細部まで行き届かない状態になります。身体の部位はエネルギー不足に陥ってしまい、病気や身体の機能不全を起こすと昔の人は考えていました。
感情や思考もマイナスな方向に向いてしまい精神の健康も保つことは難しくなるでしょう。
では「川」を思い浮かべてください。
川には山から授かった栄養が豊富に含んでいます。その栄養が川にいる魚や植物に生命を与え、海に流れると海にいる魚や植物に生命を与えます。僕が生まれ育った広島県は牡蠣の名産地で有名です。これは中国山地から流れてくる栄養素を河川を通じて広島湾に流れ込みそれを栄養に牡蠣が育つからなんですね。
もし、川の流れがどこかで堰き止められると広島湾の牡蠣に栄養を供給することができなくなってしまいます。
人間も同じでナーディという川を通じてエネルギーが身体の隅々まで行き渡ることで生命力に満ち溢れていきます。もしエネルギーがどこかで堰き止められると生命力は途端に失われるでしょう。
そうなると人間も川もメンテナンスが必要です。
人間の場合、心身を坐法(ポーズ)や調気法(呼吸)がそれにあたります。
ヨガのポーズや呼吸法を行うことで身体の隅々までプラーナを行き届かせコントロールすると古来のヨギーは考えていました。
これは現代も同じですね。ヨガのポーズや呼吸法でプラーナを活性化することで健康を回復、維持、向上ができるのです。
だからヨガをしたあとは生命力に満ち溢れた感覚になるのはプラーナが身体中を巡っているかだですね!
まとめ
プラーナとは生き物たちに活力を与えるエネルギーです。みなさんもヨガを行う時に身体の中のプラーナ、自然界のプラーナを意識してみてください。プラーナは目に見えないものですが感じることはできます。
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