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ヨガ指導者なら知っておくべき広背筋の機能解剖学

ヨガ指導者向け
串本先生
串本先生

今回、ヨガ指導者の方に解説する筋肉は広背筋です!

ヨガシカくん
ヨガシカくん

では早速よろしくお願いします!

今回、ヨガ指導者なら知っておくべき筋肉の機能解剖学は広背筋です!広背筋は背中全体を覆う大きな筋肉です!物を引っ張る時や背筋を利かせて背筋を伸ばす時に働きます!

広背筋の基礎知識

まずは教科書にも記載されている広背筋の基礎知識です。

広背筋の起始、停止、作用

広背筋の起始、停止、作用
広背筋の起始、停止、作用

広背筋を強化するポーズ

広背筋をストレッチするポーズ

広背筋の解説

広背筋は背中に分布する筋肉で、主に上肢運動に関与します。日常生活で物を引く動作や座って手を地面に着けてお尻を上げる動作にも関与します。特に大きな物を持ち上げる際や懸垂の際に広背筋が活躍します。

スポーツアスリートはローイングやラットプルダウンなどのトレーニングで広背筋を鍛えます。

広背筋の鍛えることで姿勢が改善され、基礎代謝が向上する利点があります。ヨガでは東のストレッチや橋のポーズで広背筋を鍛えることができます。

広背筋の伸張性が低下すると、腕を挙げる動作が制限されてきます。伸張性が低下している場合は、広背筋のストレッチが役立つでしょう。

広背筋の伸張性テストがあるので紹介しておきます。まず両肘を直角に曲げて胸の前で肘、前腕、手首を合わせます。離れないようにして腕を持ち上げます。この時、肘が目線の高さまで持ち上げれたらOKです。離れてしまうor目線の高さまで持ち上がらない場合は広背筋の伸張性が悪くなっていることが考えられます。

広背筋がストレッチされるポーズはチャイルドポーズやダウンドッグのような手を上げるポーズです。チャイルドポーズは比較的難易度も低く、リラックスしてできるのでオススメです。

まとめ

今回は広背筋について解説しました。

広背筋は背中の大きな筋肉で物を引っ張ったり、背骨を伸ばす筋肉です。腰だけでなく肩の動きも関与する筋肉なのでしっかりケアすることが重要です。

プロフィール
kushimotomisao

串本 操/ヨガ・ピラティスインストラクター広島県広島市出身。全米ヨガアライアンスRYT200 ポールスターマットピラティスインストラクターの資格を取得。
現在、広島市内の整形外科で勤務。「ヨガ・ピラティスのメソッド」と「15年以上実務から得た経験と知識」を活かした運動指導方法でリハビリ業務やグループレッスンをしています。保育園でのキッズヨガ、アスリートへのコンディショニングヨガ、高齢者向けのシニアヨガと転倒予防教室など老若男女問わずそれぞれのニーズに適した運動指導を得意としています

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