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キッズヨガの効果は無限大!子供にヨガをさせたいその理由を解説!

ヨガの効果
ヨガシカくん
ヨガシカくん

子ども対象のキッズヨガがあると聞いたのですが子ども達にヨガって効果的なんですか?

串本先生
串本先生

これがねーキッズヨガは子ども達にめちゃくちゃ効果的!なぜなら僕が保育園でキッズヨガを指導していて実際に子ども達の成長を感じているから!

ヨガシカくん
ヨガシカくん

先生はキッズヨガも指導しているんですね…

串本先生
串本先生

指導してるよー!では今回はキッズヨガの効果について解説するよ!

子どもたちに向けたヨガ「キッズヨガ」はこの数年でよく聞かれるヨガの種類です。僕もキッズヨガインストラクターの資格を取得し保育園年長さんに実際指導しています。

今回はそのキッズヨガについて解説します。

文科省が定める3つの運動指針

幼児期〜小学生の年代は生涯の運動全般の基本を学ぶのに大切な時期です。遊び中で体を動かして多様な動きを学んでいきます。繰り返し同じ動作をすることで動きが洗練されていきます。

また、周囲の大人たちが積極的に関わる事で社会性の発達や認知的な発達も促されます。これが子供達の心と体が相互に成長していくのです。

それらを踏まえた上で文科省は子供達の運動指針のポイントを3つあげています

運動指針の3つのポイント
  1. 多様な動きが経験できるように様々な遊びを取り入れること
  2. 楽しく体を動かす時間を確保すること
  3. 発達の特性に応じた遊びを提供すること

多様な動きが経験できるように様々な遊びを取り入れること

幼児期から小学生の運動機能が急速に伸びる時期です。なのでこの時期はいろんな動作をすることで身体の基本的な動きを学びます。

基本的な動作には立つ、座る、起きるといった「身体のバランスをとる動き」、歩く、走る、飛ぶといった「身体を移動する動き」、持つ、投げる、転がすといった「用具などを操作する動き」のことです。

これらの基本動作を学ぶことでスポーツ能力を向上させたり、とっさに身を守ることができるのです。

なのでこの時期は特定のスポーツ動作をするよりかは様々な遊びから身体の使い方を学ぶのが好ましいです。様々な体験が将来に活きてくるのです。

楽しく体を動かす時間を確保すること

様々な遊びから身体の動きを学ぶことはとても良いことです。しかし、子供たちが遊ぶための十分な時間を確保できていないと身体の動きを学ぶには不十分です。

外遊びを十分に確保できている子供ほど体力は高い傾向にあると言われています。理想は1日1時間以上は遊ぶことが目安にされています。

これは遊ぶ以外にも散歩やお手伝いをするという多様性も考慮します。

発達の特性に応じた遊びを提供すること

幼児期は体に負担がかからない範囲で年齢に応じた遊びをすることが適切です。幼児の身体諸機能を十分に動かし活動意欲を満足させることは、幼児の有能感を育むことにもなり、体を使った遊びに意欲的に取り組むことにも結び付 きます。

ヨガは文科省の運動指針にピッタリ!

文科省の運動指針を要約して書きましたが、もっと簡単に言うと

子供の時期っていろんな遊びをたくさんしよう!遊びが将来の身体作りになるからね!その為には、遊ぶ時間を十分に確保する必要があるよ!あとはその年齢にあった遊びを取り入れよう!

ということになります。これに対してキッズヨガは非常に効果があると言えるでしょう。

キッズヨガはいろんな動きをする

大人の人でも

「こんな動きするの?!」

と思うようなポーズがあります。裏を返せば大人でも経験したことがないような身体のうごきを子供の時から経験できるわけです。

ヨガのポーズは豊富にありますので多様な動きを経験できるといえます。

運動時間も十分に確保

文科省は幼児期の理想的な身体活動時間を60分以上としています。

僕が指導している保育園でのキッズヨガは45分にしています。子供達が集中して運動できる時間は45分が適切かなと思ってます。キッズヨガ以外にも遊びなどで身体を動かすので身体を動かす時間は十分に確保できています。

ヨガは負荷を加えないので子供の身体に負担にならない

ヨガは基本的に道具を使わずに自分の身体一つで行います。そのため、ウエートトレーニングにような強い負荷を身体にかけないのでヨガは子供の運動に適していると言えるでしょう

キッズヨガを実際に指導してみた感想

では実際に僕がキッズヨガをしていて良いなと思うことを書いていきますね。

動物のマネをすることが身体を動かすきっかけになる

ヨガは動物の名前が付いたポーズが多いです。猫、犬、亀、さそり、コブラ、トカゲなど子供達は動物の名前を聞くと結構反応が良いです。

なので「今からこの動物の動きをするポーズをするよー」と言うと子供達は元気よく身体を動かし始めます。なんなら「じゃあこの動物の鳴き声も真似してみようー!」というとめちゃくちゃたのしそうに声を出してくれます。

キッズヨガが子供達が運動するきっかけにとても良いなと感じることですね。

子供達の運動意欲が上がる

何回かレッスンをしていると子供達からレッスン前に

先生!このポーズができるようになったよー!

と自分からポーズを見せてくれます。レッスン以外でも身体を動かしてくれている証拠ですね。また、こんなエピソードもあります。

発達障害で身体を動かすことがあまり好きじゃない子供がいました。最初のレッスンでもやはり周りのこに比べてあまり身体を動かすのが得意ではないんだなと見受けられました。

でもレッスンを重ねていく内に少しずつ良い姿勢でポーズが行えるようになり、動きも正確になってきました。その辺りからキッズヨガの時間が楽しみになっていると担任の先生から話を聞くようになり、運動会でも積極的に競技に参加するようになったそうです。

このエピソードから僕はキッズヨガがこどもたちの身体だけでなく心にも効果があるんだと感じました。

運動能力は上がる

1年間指導していると子供達の身体の動きはとても良くなります。

「幼児期は成長する速度が速いからただ単に成長しただけじゃない?」

と言われたら反論はできませんが、運動する意欲は確実に上がっているので一緒に運動能力もキッズヨガをやらないよりやってた方が上がっていると僕は確信しています。

まとめ

今回、キッズヨガの効果を文科省の運動指針と照らし合わせて解説しました。

幼児期や小学生低学年くらいの年代の運動能力の基礎を作る時期にキッスヨガを取り組むことで、将来に向けた身体の動き作りに繋がります。運動意欲も向上するのでぜひ子供たちに薦めてください!

プロフィール
kushimotomisao

串本 操/ヨガ・ピラティスインストラクター広島県広島市出身。全米ヨガアライアンスRYT200 ポールスターマットピラティスインストラクターの資格を取得。
現在、広島市内の整形外科で勤務。「ヨガ・ピラティスのメソッド」と「15年以上実務から得た経験と知識」を活かした運動指導方法でリハビリ業務やグループレッスンをしています。保育園でのキッズヨガ、アスリートへのコンディショニングヨガ、高齢者向けのシニアヨガと転倒予防教室など老若男女問わずそれぞれのニーズに適した運動指導を得意としています

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