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ヨガで自分の身体を知るとどうなるの?変化のポイントを解説

ヨガを始める人向け

ヨガを始めたとき、まず驚くのは、自分の身体が思っていた以上に「いろんなことを教えてくれる」ってことかもしれません。
普段は気づかない小さな癖や、ちょっとした硬さが、ポーズをとることで浮き彫りになるんです。

「最近なんとなく疲れやすい」とか、「姿勢が悪くなってきたかも」って感じてるのに、忙しさに流されてスルーしちゃうこと。
毎日身体を使ってるのに、意外と自分の身体のことって知らないままだったりします。

だからこそ、ちょっと立ち止まって、自分の身体と向き合ってみる時間があってもいいのかもしれません。

あなたの身体、本当にわかっていますか?

私たちの身体って、毎日使っているはずなのに、意外と「中身」を知らずに過ごしていることが多いんですよね。

肩が凝る、腰が重い、膝が痛む。
そんな不調を感じても、「まぁ歳のせいかな」「ちょっと疲れただけでしょ」って、つい片付けちゃうことありませんか?

でもちょっと待って。
その不調、本当に原因もわからないまま放っておいて大丈夫ですか?

実は、自分の身体の癖や状態を理解していないことが、不調の悪化や怪我につながっているかもしれません。
とくに今の時代、長時間のデスクワークやスマホの使いすぎで、姿勢が崩れてる人がとっても多い。
気づかないうちに身体に負担をかけ続けているんです。

そうした小さな負担の積み重ねが、運動効率を落としたり、年齢を重ねたときに「なんか動きにくい…」って不安につながったりもします。
でもヨガは、そんな「気づいてなかった自分の身体」を知るのに、すごく役立つツールなんです。

じゃあ、ヨガで身体を知ることで、どんなふうに変わるんでしょう?

なぜ身体のサインを見逃してしまうのか

身体の状態に気づけない理由のひとつは、日常生活の中で「自分の身体を観察する習慣」があまりないことです。

たとえば、普段どんな姿勢で座っていますか?
足を組む癖、ありませんか?
肩、前に出ていませんか?

こうした小さな癖が積み重なると、筋肉のバランスが崩れ、関節に負担がかかって、やがて痛みや不調として現れてきます。

でも多くの人が、そのサインに気づかず「まぁ、こんなもんか」で済ませちゃう。
そうして問題が見えにくくなるんです。

運動不足や、同じような動きの繰り返しも原因になります。
たとえば、ランニングが好きな人は、脚の特定の筋肉ばかり使いがち。逆に、使われない筋肉はどんどん弱くなっていきます。
結果として、膝や腰に負担がかかって、怪我につながることもあります。

スポーツをする人でも、特定の動きに特化しすぎると、身体全体のバランスが崩れやすくなるんです。
高齢者の場合は、筋力の低下や関節の硬さによって、日常生活が不安定になり、転倒のリスクも高くなります。

怖いのは、これらの変化が“じわじわ”進むこと。
急に痛くなるわけじゃないから、つい「まだ大丈夫」って思ってしまう。

でも、放っておくと慢性化したり、取り返しがつかない状態になったりすることも。

だからこそ、ヨガで「自分の身体に目を向ける時間」をつくることが、とても大切なんです。

ヨガで身体を知れば、何が変わるのか

ヨガを続ける中で、一番変わるのは「自分の身体の癖に気づけるようになる」こと。

たとえば、ポーズをとったときに「左右でバランスが違うな」とか「片方の肩が硬いな」とか、いろんな発見があります。

最初は「うわ、こんなに歪んでたの?」って驚くかもしれません。
でも、それが大事な一歩なんです。

自分の弱点や特徴を知れば、それを少しずつ整えていく習慣が身につきます。
たとえば、肩こりに悩んでる人なら、「肩甲骨まわりが硬いからなんだ」って気づければ、日常のストレッチにも自然と意識が向くようになります。

そして、ヨガを続けていくと今の自分の身体の状態にも敏感になってきます。

実際、私もヨガができてない期間が続くと、身体の硬さや動きづらさをすぐに感じるようになりました。
それは、自分の癖――肩が内に入りやすい、腰が張りやすい――といったことを知っているからこそ気づける変化です。

だから「今日は肩まわりをほぐそう」とか、「軽めのポーズで整えよう」と、自分で自分の身体を整えることができるようになるんです。

この「身体の声を聞く力」は、不調の早期発見にもつながるし、ケガの予防にもつながります。

スポーツをする人にとっても、ヨガは大きな味方になります。
自分の身体を深く知ることで、フォームが安定したり、弱点に気づいて補強できたりします。

たとえば、サッカー選手が股関節の硬さに気づいて、それを柔軟にすることでキックが安定したり、
ランナーが体幹の弱さに気づいて、そこを強化することで走りのフォームが良くなったり。

高齢者にとっても、ヨガのメリットは大きいです。
片足立ちのポーズなんかを通じて、「あ、ここが弱いからフラつくんだな」とわかるだけで、日常動作が安定します。

転倒予防にもなるし、「まだまだ動ける!」っていう自信にもつながっていきます。

ヨガのいいところは、こうした変化を「誰かに教えられる」だけじゃなくて、「自分で感じ取って、自分のペースで取り組める」ところ。
だからこそ、日常生活の姿勢や動作も、自然と変わっていくんです。

ヨガは、単なるエクササイズじゃなくて、「自分の身体と向き合うための時間」なんですよね。

身体を知る一歩が、未来を変える

ヨガで自分の身体を知ることって、ただ柔軟性や筋力を高めるだけじゃない。
もっと根本的な、身体との付き合い方が変わるきっかけになります。

身体の癖に気づくことで、ケガの予防やフォームの安定、そして日常生活での不安や不調にも対応できるようになる。

忙しい日々の中で、自分の身体に意識を向ける時間を持つ。
それだけでも、未来の自分にとっては大きな意味があるはずです。

ヨガで自分の身体を知ったら、どう変わるのか?
その答えは、あなた自身が実際にやってみて感じるものだと思います。

まずは、一つのポーズから。
そこから始まる変化を、ぜひ体験してみてくださいね。

プロフィール
kushimotomisao

串本 操/ヨガ・ピラティスインストラクター広島県広島市出身。全米ヨガアライアンスRYT200 ポールスターマットピラティスインストラクターの資格を取得。
広島市内の整形外科で17年間勤務後、2025年4月に独立。ボディコンディショニングサロンゆうまなを広島県廿日市市にオープン。「ヨガ・ピラティスのメソッド」と「15年以上実務から得た経験と知識」を活かした運動指導方法でリハビリ業務やグループレッスンをしています。保育園でのキッズヨガ、アスリートへのコンディショニングヨガ、高齢者向けのシニアヨガと転倒予防教室など老若男女問わずそれぞれのニーズに適した運動指導を得意としています。

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