ヨガ初心者アドバイザーの串本が、基本的なヨガの動きを学んだ人たちに次へのチャレンジができるよう応用的なヨガメニューを作成しました！その名も「ヨガアドバンス72」
今回はイルカのポーズです！
イルカのポーズとは
イルカのポーズは屈曲系のポーズで、ダウンドッグと似た効果があります。下半身の後面や腰の筋肉をストレッチし、背骨を真っ直ぐにすることで体幹を鍛えます。両ポーズの違いは肘のポジションです。
ダウンドッグは肘を伸ばして行いますが、イルカのポーズでは肘を曲げます。肘を曲げることで上腕三頭筋がストレッチされます。そのため、イルカのポーズはダウンドッグよりも肩周りのストレッチ感が強いと言えます。
以上のように、イルカのポーズはダウンドッグと似た効果がありますが、微妙な違いがあります。自分の体の状態に合わせて、適切なポーズを選ぶようにしましょう。
効果
イルカのポーズの効果はふくらはぎ、太もも裏、腰、肩周りの身体の後面のストレッチです。ダウンドッグも同じような効果がありますがイルカのポーズは肘を曲げて行うので二の腕の筋肉もストレッチされます。
身体をまっすぐにした状態で股関節や肩を動かすので体幹に力を入れたままで身体を動かす練習にもなります。
オススメの人
イルカのポーズは身体の後面を伸ばすポーズなので主に腰や膝裏にトラブルがある人にオススメのポーズです。身体を曲げたり中腰姿勢になると腰が痛い人、膝裏に違和感がある人にオススメです。他にも股関節を曲げる練習にもなるのでしゃがみ込みが苦手な人にもオススメです。
二の腕の筋肉を伸ばすので肩こりにも有効です。特に野球やバレーボールのような手を上げるオーバーハンドスポーツではテイクバックで十分に手を引くための可動域を向上させることができるのでオススメです。
職業タイプだとしゃがみ込みや中腰の頻度が多いしゃがみ込み仕事や重たい物を持つ仕事の人、手先を使って肩こりになりやすい手先仕事やデスクワークの人にオススメです。
ポイント
イルカのポーズのポイントはいかに身体をまっすぐにしてポーズを行えるかです。太もも裏やふくらはぎの筋肉が硬くてどうしても丸まった姿勢になる人は少し膝を曲げてゆとりを作ると身体もまっすぐになりやすいです。
両手で床を押して、お尻を高く持ち上げる意識を持つと身体がまっすぐになりやすくなりお腹にも力が自然に入るようになりますよ！
注意点
イルカのポーズは下半身後面を伸ばすポーズなので急性期の強い痛みの腰痛や坐骨神経痛がある場合は控えておきましょう。
やり方
まとめ
今回はイルカのポーズについて解説しました！
イルカのポーズは屈曲系で、ダウンドッグと同様に下半身の筋肉を伸ばし、体幹を鍛えます。違いは肘のポジションで、イルカのポーズは肘を曲げ、上腕三頭筋をストレッチします！
レベルの高いポーズなので体の状態に合わせて行うようにしてください！
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