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ヨガ指導者なら知っておくべき長内転筋の機能解剖学

ヨガ指導者向け
串本先生
串本先生

今回、ヨガ指導者の方に解説する筋肉は長内転筋です!

ヨガシカくん
ヨガシカくん

では早速よろしくお願いします!

今回、ヨガ指導者なら知っておくべき筋肉の機能解剖学は長内転筋です!長内転筋は股関節の筋肉で股関節を閉じたり、キック動作で関係してくる筋肉です!下半身を使うポーズに関わってきます!

長内転筋の基礎知識

まずは教科書にも記載されている長内転筋の基礎知識です。

長内転筋の起始、停止、作用

長内転筋を強化するポーズ

長内転筋をストレッチするポーズ

長内転筋の解説

股関節の内転筋は主に大内転筋長内転筋の2つです。他の股関節内転筋を総じて「股関節内転筋群」と呼びます。共通するメインとなる役割は名前の通り股関節内転です。股関節の内転とは下半身を閉じる動作のことですね。

長内転筋は割りかと見つけやすい筋肉です。

まず仰向けに寝て両膝を立てます。どちらかの膝を床に近づけるように股関節を開きます。そうすると太ももの内側にスジが出てくると思いますがそれが長内転筋です。

大内転筋との違いは股関節を屈曲させるか伸展させるかです。大内転筋は股関節伸展の筋肉として大きく作用しますが長内転筋は股関節屈曲の筋肉として働きます。

ちなみに長内転筋には股関節屈曲の作用がありますが、股関節を60°位上曲げると股関節伸展の作用に変わります

大内転筋と長内転筋は、歩くときに特定の瞬間からもう一つの瞬間にかけて、股関節の動きをサポートする筋肉です。具体的には、歩き始めの足を地面につける瞬間から後ろに蹴り出す、股関節の伸展(腿を後ろに引く動作)を助けています。

サッカー選手にとって、極めて重要なのは、ボールを力強く蹴るために必要な筋肉のパワーです。この筋肉は彼らのプレーに不可欠です。特にシュート時に発揮されます。

ヨガのポーズだと牛の面のポーズや鷲のポーズのような股関節を閉じるポーズで使われます。花輪のポーズのような股関節を広げるポーズではストレッチされます

まとめ

今回は長内転筋について解説しました。

長内転筋は股関節を閉じるだけでなく、ボールを蹴るキック動作時に大きく力を発揮する筋肉です。ヨガでもストレッチしたり強化したりできるポーズがあるので取り入れていきましょう。

プロフィール
kushimotomisao

串本 操/ヨガ・ピラティスインストラクター広島県広島市出身。全米ヨガアライアンスRYT200 ポールスターマットピラティスインストラクターの資格を取得。
現在、広島市内の整形外科で勤務。「ヨガ・ピラティスのメソッド」と「15年以上実務から得た経験と知識」を活かした運動指導方法でリハビリ業務やグループレッスンをしています。保育園でのキッズヨガ、アスリートへのコンディショニングヨガ、高齢者向けのシニアヨガと転倒予防教室など老若男女問わずそれぞれのニーズに適した運動指導を得意としています

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