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ヨガ初心者のための八支則『三昧』とは?わかりやすく解説!

ヨガの基礎知識
串本先生
串本先生

では八支則の「三昧」について解説してくよ!

ヨガシカくん
ヨガシカくん

他の項目のリンクも貼っておくので見てくださいね!

と書いてみましたが僕自身がそこの境地に至っていないのでみなさんに説明するのがなん

とも心苦しいのが本音です笑

では早速、八支則「三昧」について解説していきます。

三昧とは

三昧(Samadhi)は、ヨガの八支則の最終段階であり、深い瞑想の中で個人の意識が絶対的な真理に到達する状態を指します。これはヨガの最高の目標の一つであり、森羅万象との一体化や内なる平和を体験する段階です。

三昧の前段階の瞑想ではある対象物に対して一点集中し、その時間が絶え間なくキープすることだとお伝えしました。

三昧になるとその対象物や「その対象物を見ている自分」さえも忘れる状態になります。ヨガの本質である「心を止滅する」段階に入ります。

つまり瞑想までの段階だと「一点集中している自分」を自分が観察しています。三昧になると「自分を観察している自分」も忘れるということです。ややこしいですね笑

三昧って解脱(げだつ)とも呼ばれることがあります。

仏教などでは輪廻転生から抜け出さないといけないと説かれており、解脱とはこの輪廻転生から抜け出すことを言います。

輪廻転生とは苦しみの世界に生まれ変わることを繰り返すことを言います。解脱することでこの苦しみの世界のループから離れることができるのです。

三昧で個人の意識が抜け出して宇宙と一体化した時、輪廻転生の苦しみから抜け出せるということですね。

ちょっとよくわかんないっすけど三昧とはそういう側面もあるんだと思います。

三昧でどうなるのか

この段階だと「自己」と「周囲」を隔てるものは無くなり。森羅万象全てのものと一体化します。これを主客合一(しゅかくごういつ)とも言います。

「宇宙と一体化する」「神と一体化する」みたいな表現もできます。ただ、これだとヨガ初心者の人にいきなり

「ヨガの最終目標って宇宙と一体化することなんすよ」

と伝えても

「は?」

ってなるので僕は柔らかく表現して「心を止めて自然と一体化するんですよ」と伝えるようにしてます。この方がヨガ初心者の方には理解してもらいやすいのかなって思ってます。

例えば、雄大な自然の景色が一望できる場所に行ったとします。(ちなみに僕のオススメは山口県長門市の千畳敷です)

山口県長門市千畳敷
山口県長門市千畳敷にて撮影

雄大な景色を見た時、何も考えずに自然の雄大さに浸る感覚ありますよね?「あー、なんて素晴らしい景色なんだ…」って

あの時の感覚って五感からの情報はシャットアウトされストレスフリー、目の前の景色に集中しています。まさに瞑想状態です。そして、あたかも自分が自然と一体化しているような感覚さえあります。

まさにこの感覚がヨガ初心者の方でもわかりやすい「三昧」なのではないかと僕は考えています。(ホントはもっと奥が深いことなのは重々承知してはおりますが)

三昧とはこういうことなのです。

まとめ

今回は三昧について解説しました。

三昧はヨガの最終段階であり、多くの人にとっては達成が難しいものですが、深い精神的な成長と内なる平和を追求する人々にとって、この目標に向かって努力する価値があるとされています。

プロフィール
kushimotomisao

串本 操/ヨガ・ピラティスインストラクター広島県広島市出身。全米ヨガアライアンスRYT200 ポールスターマットピラティスインストラクターの資格を取得。
現在、広島市内の整形外科で勤務。「ヨガ・ピラティスのメソッド」と「15年以上実務から得た経験と知識」を活かした運動指導方法でリハビリ業務やグループレッスンをしています。保育園でのキッズヨガ、アスリートへのコンディショニングヨガ、高齢者向けのシニアヨガと転倒予防教室など老若男女問わずそれぞれのニーズに適した運動指導を得意としています

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