ヨガ初心者アドバイザーの串本がヨガを始めたばかりの方々向けに作成したヨガ初心者メニュー「ヨガビギナー7」
今回はその中の長座前屈のポーズについて解説します!
長座前屈のポーズとは
長座前屈のポーズは、座って行う前屈系のポーズです。ふくらはぎ、太もも裏、腰までの身体の後面を伸ばします。
前屈系のポーズは副交感神経を優位にしてくれるため、長座前屈のポーズでゆっくり呼吸をしながら身体の後面を伸ばすと非常にリラックスできます。したがって、心身の疲れを癒す目的で、1日の終わりに長座前屈のポーズをすると良いでしょう。お風呂上りや就寝前に行うのがオススメです。
腰が痛くなる人(特に屈む姿勢で腰が痛くなる人)やふくらはぎがよくつる人は、身体の後面が硬くなっていることが多いです。そのような人は、長座前屈のポーズで身体の後面を伸ばしてケアすることがオススメです。
注意点としては、長座前屈のポーズは下肢後面の筋肉を伸ばす反面、坐骨神経も伸ばす可能性があります。基本的には膝を少し曲げていると坐骨神経が伸びるリスクは減りますが、ポーズをしていて痺れが出現する場合や腰の痛みが強い場合は、休んでおきましょう。
効果
長座前屈のポーズの効果は、腰、もも裏、ふくらはぎの身体の後面の筋肉を伸ばしながら背骨を曲げる可動域を獲得することです。
そして、前屈のポジションは副交感神経が働きやすくなるので、筋肉を伸ばしながら心身をリラックスさせる効果があります。
オススメの人
長座前屈のポーズは、下半身の後面や腰の筋肉を伸ばす効果があるため、腰痛に悩んでいる人、しゃがみ込みが苦手な人、膝の裏に違和感がある人にオススメです。
職業タイプ別だと、座る時間が長いデスクワークや長距離ドライバーの人、しゃがむ頻度が多いしゃがみ仕事の人、力を入れることで腰の筋肉が硬くなりやすい重たい物を持つ仕事の人にオススメです。
ポイント
長座前屈のポーズのポイントは身体が硬い人や坐骨神経痛がある人だと膝を少し曲げて行うといいでしょう。それでも難しい場合は座布団などでお尻を少し高くすることでやりやすくなります。
前屈する時は頭からではなく骨盤から倒すようにします。そして、呼吸をする時は背中を膨らましたり萎ませるイメージで行うと腰の筋肉が効果的にストレッチされますよ!
注意点
注意点は急性期の腰痛の人や坐骨神経痛の人です。「長座前屈のポーズのポイント」で説明したやり方でも痛い場合は中止しましょう。
やり方
まとめ
今回は長座前屈のポーズについて解説しました。
長座前屈のポーズは座って身体の後面を伸ばすポーズで、副交感神経を優位にしてリラックス効果があります!心身の疲れを癒すために、就寝前やお風呂上りに行うと良いでしょう。腰が痛い人やふくらはぎがつりやすい人は身体の後面が硬い場合が多いので、ケアするためにも行うと良いのでぜひトライしてみてください!
コメント