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ヨガ初心者のための八支則:禁戒の正直

ヨガの基礎知識
串本先生
串本先生

では今回は禁戒の正直について解説していこう!

ヨガシカくん
ヨガシカくん

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禁戒の正直とは嘘をつかずに正直に生きることです。と聞くと嘘をつかずに生きれるのかと思った人もいるはずです。嘘を言わずに正直に生きるというのはとても難しいです。

「私は嘘を言わずに生きています」と言えば、「それが嘘だろ!笑」と返す人が絶対いると思います。それくらい嘘を言わないということは簡単ではありません。今回はそんな禁戒の正直について解説します。

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思考と行動を一致させる正直

嘘というのは自分の思考や言葉に対し、行動が一致してないことを言います。嘘を言うときというのは自分の身や利益を守るために出ます。最初は自分を守るためについた小さな嘘でも嘘を嘘で塗り替えて続けると大きな嘘になってきます。そうなった時の心理状態はどうなるでしょうか。

いつかバレてしまうのでは?バレた時に信頼が無くなってしまうのでは?ついた嘘が邪魔して自分のしたい事ができない…それはとても苦しいです。自分で自分の首を締めないためにも正直であることが大事だということを教えてくれているのです。

では、嘘をつかずに正直に生きるにはどうすればよいのでしょうか。

答えは日頃から自分の思考と行動を一致させることです。そうすれば正直になれるはずです。

例えば、初めてチャレンジするアーサナをしているとします。あなたは身体のどこかを痛めていてアーサナをしていたらその部分に痛みが出ています。この時、「痛いけど初めてチャレンジするアーサナだし我慢してやってみよう」と考え、無理矢理続けてしまうと当然痛めた部位は悪化します。「痛みが出ているから今日は無理しないようにしとこう」と身体からのサインだと考えると痛めた部位は悪化することはありません。

これは身体が出している痛みというサイン(思考)に対し正直でいれるかいられないかの違いだと思います。身体のサインに正直にしないがために身体を傷つけるというのは良くありませんよね。このように自分に対し、正直に生きることが大事です。

正直すぎても相手を傷つける

かと言って自分の思った事を正直に言い過ぎてしまうのもよくありません。場合によっては言葉で相手を傷つけてしまうからです。これは非暴力(アヒンサー)にも反してしまいます。このような場合は非暴力を優先して何も言わないことが良いでしょう。正直に自分の思いを相手に伝えると最初は不快にさせてしまうかもしれません。しかし、ちゃんと自分の思いが伝わった時、相手からは正直言ってもらえた事に対し感謝される場合もあります。

使い分けが必要で考えを整理したうえで相手に伝えるべきだと考えたならしっかり伝えましょう。

まとめ

今回は禁戒の正直について解説しました。大切なのはいかに自分に嘘をつかず言動ができるかです。日頃から自分に対し正直に生きれるかです。

プロフィール
kushimotomisao

串本 操/ヨガ・ピラティスインストラクター広島県広島市出身。全米ヨガアライアンスRYT200 ポールスターマットピラティスインストラクターの資格を取得。
現在、広島市内の整形外科で勤務。「ヨガ・ピラティスのメソッド」と「15年以上実務から得た経験と知識」を活かした運動指導方法でリハビリ業務やグループレッスンをしています。保育園でのキッズヨガ、アスリートへのコンディショニングヨガ、高齢者向けのシニアヨガと転倒予防教室など老若男女問わずそれぞれのニーズに適した運動指導を得意としています

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